元サッカー日本代表キャプテンの長谷部誠選手(40)が、18日に行われたライプツィヒ戦の後半アディショナルタイムから途中出場し、現役生活にピリオドをうちました。
長谷部選手は日本だけでなく、ドイツサッカーにも多大な影響を与えた数少ない選手の一人と言えるでしょう。そんな長谷部選手について深堀したいと思います。
長谷部誠の経歴

静岡県藤枝市出身
地元でサッカーを始め、地元にある強豪校の藤枝東高校に入学。
OBには元日本代表のゴン中山、山田暢久、石川竜也、他にも多数のサッカー選手を輩出しています。
高校卒業と同時に浦和レッズに加入。
1年目こそ出場機会を得られなかったが、2年目からは年間通して活躍し、浦和の黄金期を支えた。
そういった活躍もあり、2005年に初めて日本代表に声がかかるが定着はできなかった。しかし岡田監督が再任するとそこからは長く日本代表のキャプテンを任されていました。
2008年にドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクに移籍
2013年同リーグのニュルンベルクに移籍
2014年同リーグのフランクフルトに移籍し、現在まで現役を続けた。
皇帝長谷部のドイツでの評価
私も小さいときからサッカーをやっていましたが、多分長谷部選手を嫌いな監督はいないんじゃないかなと思います。それは、長谷部選手が長い間代表のキャプテンをやっていたからではなく、彼の人間性、サッカーに向き合う姿勢、試合にかける情熱、練習の熱量、コミュニケーション能力、どれをとっても整いすぎています。
年を重ねるごとに頭が整理され、体力、身体のキレは間違いなく落ちているはずですが、下降スピードを努力で緩めているのでしょう。試合に出場すれば当たり前のように相手からボールを奪います。
彼は先が見えているようにプレーする。
彼のプレーを見てきたドイツの人たちは、かつてのフランツ・ベッケンバウアーのようなプレーだと口をそろえて言った。
フランツ・ベッケンバウアーは、世界最高のDFでありながら、攻撃力も世界最高級。 ピッチ上の全てを掌握する姿から「皇帝」と呼ばれた。この先の時代でも伝説として語り継がれるほど偉大な存在だ。
伝説と言われるベッケンバウアーと重ねるということがどれだけの評価なのかは伝わりますか?
伝わらなかったらすみませんw
フランクフルトでの長谷部選手のプレー集を見て、少しでも伝わればと思います。
今後は何をするのか?
今後はフランクフルトに残って、U-19チームのコーチとして活動しそうです。
たくさんの経験がある彼なら引き出しが多く、指導者としてもフランクフルトはもちろん、その後には日本代表の監督も彼ならあり得るのではないでしょうか。
今後の活躍にも期待です。
・長谷部さんは日本代表のコーチとして、帯同しています。
長年共に代表を引っ張った長友選手とのやりとりはいつも微笑ましい。
元チームメイトたちの反応は?
長谷部選手のお友達たちの反応も見てみましょう!!
長谷部選手大好きの吉田麻也選手はしっかりSNSでアップしています。
川島永嗣選手も熱すぎるメッセージを送っています。
内田篤人さんは特にSNSでは発信していませんが、「長谷部さんらしく生活してほしいなと思います」
と報道ステーションで語りました。
言葉は少ないですが、内田さんらしい労い方ですね。
内田さんは一足先に現役引退し、今はS級指導者ライセンス取得に奮闘中。
サッカーの解説やテレビ番組でも見かけることが増え、今後長谷部コーチにインタビューする姿なんかを見てみたいですね。
まとめ
長谷部選手が代表を引退したときに、一つの時代が終わったように言われましたが、しっかりと長谷部選手の背中を見てきた選手たちが引き継ぎ、今の代表につながってきています。
今の日本代表は歴代最強だと私は思っています。
海外でプレーしている選手が多く、強いリーグ、強いチームで試合経験を積んでいる。日本代表の未来も明るいし楽しみですね!
長谷部選手お疲れさまでした。
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